少し苦めのコーヒー

 
先日あまりにも天気がよかったので
海沿いの店に、昼ご飯を食べに行ってみたりして
その上調子にのって、外のテラス席など選んだら
いくら天気がよくても、さすがに2月だ、寒いこと寒いこと
波に乗るサーファー眺め、「こりゃ寒いや」と思いながら
ワタリガニのパスタなどをフォークに絡めたりするわけだ
 
ub01
『存在の耐えられない軽さ』 フィリップ・カウフマン監督作
 
原作はミラン・クンデラの同名小説で、1988年に映画化された
舞台は1968年のチェコスロバキア、女性にだらしない外科医のトマーシュ
そして彼をとりまく女性との話で、官能的で洒落た映画だ
 
男と女の関係を描きながら、そこに社会的な背景が絡み合い
「存在の軽さと重さ」というものに焦点があてられていく
監督の手腕なのか、原作の良さなのかわからないが
3時間程度の長い映画だが、飽きることなく観ることができる
詩的な映像がとても美しく、原作の世界を旨く膨らませている
ダニエル・デイ・ルイスとジュリエット・ビノシュも役に合っている
この映画は男が観ても女が観ても犬が観ても(いや、犬までは自信ない)
「うんうん、なるほどなあ」などと相槌が打てるような気がする
 
ラストシーンも素晴らしい
もちろん、どんなラストシーンかなんて書かないけど
3時間かけて観る映画のラストにふさわしいような気がする
 
冷えた体をほんのりと暖める、少し苦めのコーヒーのような映画です
 

 
 
広告
カテゴリー: 映画. Leave a Comment »

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。