アジサイの季節

 
最近は週間天気予報で雨マークが増えてきて、例年より遅いが、いよいよ梅雨入り間近
雨を待つようにアジサイの花が、ぽつりぽつりと咲き始めている(いい出だしだ、爺さんの日記みたいだ)
 
『女神』 三島由紀夫
 
三島由紀夫は説明するまでもなく、昭和を代表する作家のひとり
代表作としては『金閣寺』や『仮面の告白』などといったところ
三島由紀夫は色々な意味での「美」について、こだわっていた作家だと勝手に思う
 
この中編『女神』では、女性の美をめぐる歪んだ物語が描かれる
女性に対して完璧な美を追い求めるエゴイストの父「周吾」
そして彼の美の完成形であった妻「依子」、そしてふたりの娘「朝子」の3人が中心人物となる
 
三島由紀夫の作品は読んでいて、いつも思うんだけど、文章自体が美しい
日本語の使い方なのか、表現の方法なのか、くまだから詳しくわからないけど優美な感じだ
動物に例えると、フラミンゴのようだ(例えなきゃよかった、全然わかんないや)
 
物語は父と娘が洋傘店で、パラソルを選ぶシーンから始まる
その後、レストランで食事をする際の食前酒の選び方などのやりとりが
お洒落で古めかしい感じがせず、どちらかというとモダンな雰囲気だ
 
そして物語が進むにつれ、色々とねじれたり、からまったりしていくが
この時代の雰囲気も堪能できるし、小難しくないから読みやすい
 
何故かアジサイの季節になると読み返してしまう、そんな作品です
 
広告
カテゴリー: 本棚. 10 Comments »

コメント / トラックバック10件 to “アジサイの季節”

  1. りん Says:

    こんにちは、ポエマーくまさん。
    今日は、爺くまさんですか?
    6月も2週目を過ぎると、雨の匂いが濃くなりますね。
    先日読んだ新聞記事に『雨についての綺麗な言葉』があったので、今日の日記に
    書いてみようかな、と思っていました。
    外ご飯しなかったら、書けるかな。 今日は、家ご飯の予定だから大丈夫でしょう~。

  2. 森のくま Says:

    ああああ、ポエマーが頭に乗っかってるう(/(エ)\)キャー
    今日は昼過ぎから雨との予報だったけど、出かけるときはまだ大丈夫で
    帰宅時に雨となり、結局ビニール傘が一本増える結果となりました。
    夜の雨はよく見えないので傘をさしていても、いつも濡れてしまうのです(● ̄(エ) ̄●)ゞテレテレ
     

  3. フォレ Says:

    こんばんは、初めまして
    miSaさんのブログからすっ飛んで来ました㌧チンカン野郎!!

    三島由紀夫さんは、私何作か読んでますが
    やっぱ金閣寺が評価いいんですかね~未読です。
    女神も未読です。
    春の雪が一番好きなんです。タイトルも泣けます。
    しかし…私のがっかり映画ワーストに入るのが『春の雪』です!!
    ぜひ、御覧にならないで下さい。
    やっぱ三島文学を実写化は無理だったと再確認させて頂きました。
    雪の降るシーンなんて、CGっすよ、CG!!!
    ビートたけしが監督なら、絶対に本物の雪の中撮影しただろうなぁ~なんちって♪

    そんな三島さんと、椎名林檎さんがようつべでコラぼっていたのが
    こちらどすぇ~…泣かせます。

    • 森のくま Says:

      ありゃま~!今度はこんなとこか!

      有名なのは「金閣寺」になるのかな~、ま、評価なんて気にすることないけどね~。
      ぼくが好きなのは、この「女神」とか「音楽」とか「美徳のよろめき」とか「憂国」辺りかなあ、
      「春の雪」の映画って妻夫木さんが出てるやつだったっけ?観てないけど。
      CGは切ないね、せめて新聞紙を細かく三角に切って降らせればよかったのにね~。

      10代の頃、三島由紀夫とか大江健三郎を読み漁ったなあ、
      なんて書いてみたものの、ほんとかどうかはわからないよね、スコラ読んでたかもだし。
      なんか久しぶりに三島由紀夫を読みたくなってきたよ、2012年の秋は、再読の秋にしよっと。
      官能に悶える秋だ!とりあえず今夜は梨を食べよっと。

      林檎さんは三島好きだもんね~、林檎さんってさあ、いつか小説家になるような気がする。

      • フォレ Says:

        今晩はー変態有難うございます^^
        『音楽』は読みましたよ~あと、『愛の渇き』かなっ
        愛の渇きを潤したいですよねー、潤ですよ、ジュン!!
        春の雪、読んで下さい。愛の暴徒化した若い男女の物語です(ホントか?
        10代は大江千里を聞いてました。

        関係無いですけど
        『オカマだけどOLやってます』って面白いですので
        本、読んでみて下さい☆

        林檎さんは音楽以外のフィールに立ちますかね~

        • 森のくま Says:

          うわっ!変態!
          なるほど~、「愛の渇き」を潤したいですか、
          わたくしはもうこの歳になると、「喉の渇き」を潤すので精一杯ですよ。潤ちゃん可愛い。
          「春の雪」そういえば読んでないかもなあ、記憶にないもんなあ。
          身体全体に写経して、耳だけ書くの忘れたやつだっけ?違うな、絶対違うな!
          大江千里懐かしいですなあ、10代の頃遊んでたビルの1Fに千里飯店って店がありました。

          『オカマだけどOLやってます』かあ……、ん~、読むかなあ……、

          それはさておき林檎さん、
          ある日突然歌手をやめて、小説家になるってのも粋かなあ、と勝手に妄想。
          すでに何本か小説は書き溜めてるような気がする、ってのも勝手な想像。

  4. フォレ Says:

    そろそろ読み返す季節では???

    • 森のくま Says:

      確かに、そんな季節だね。
      っていうかこれ2007年じゃん!
      なんかすごく真面目な感じの文章でで恥ずかしい、てへぺろ!

  5. フォレ Says:

    春の雪の続きの
    奔馬を読みましたよーーーん
    金閣寺はまだなんですけど
    憂国、買ったんですけど、読むの怖い!

    • 森のくま Says:

      『憂国』は描写が衝撃的だけれど、
      その奥にある美を感じられるとよいと思うよ~。
      久しぶりにわたしも三島由紀夫を読みたくなってきた。


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。