静かな物語

暦の上では、もう秋ということみたいなので、
とりあえず去りゆく夏を惜しみながら、ビールを飲む。

ビールはいつも美味い 

錆びた自転車をこいで、近所の焼き鳥屋さんで、
枝豆や焼き鳥などをつまみながら飲むビールは、とっても美味い。

ちゃんと泡がたっぷりなところの写真を撮りたいものだけれど、
テーブルにビールが置かれると、そんなことは忘れてキュ~っといってしまう。

お店を出る頃には夜も深まり、ちょっとひんやりとした風に吹かれながら、
キコキコと自転車などをこいで家に向かうと、何処からか虫の音が聞こえたりする。

静かなしずかな物語 『青いパパイヤの香り』 トラン・アン・ユン監督作

 トラン・アン・ユンはパリ在住のベトナム出身の映画監督。
 彼はこの作品で93年に、カンヌ国際映画祭において新人賞を獲得する。

 10歳の少女ムイは、サイゴンのある一家に使用人として雇われる。
 使用人として健気に働きながら、少女から大人へと成長していくムイの
  姿が描かれている。
  前半では10歳のムイが描かれ、後半は10年後のムイが描かれる。

ムイの幼い頃に描いた淡い恋心の行方も、ひとつの見どころとなるが、
やはり幼い頃のムイが醸し出す、なんともいえない魅力が際立って輝いていると思う。

セリフが極端に少ない、静かな物語。

セリフが少ない分、虫の音や鳥のさえずりがとても印象的だ。
また、映像が美しく、綺麗な写真集をめくっているような気分になる。

何故か懐かしい香りを感じることが出来るような、そんな作品。

そして来年2月にクランクインして、
2010年に公開される予定の映画も、ちょっと気になる今日この頃。

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カテゴリー: 映画. 10 Comments »

コメント / トラックバック10件 to “静かな物語”

  1. ようこ Says:

    ビールで始まったせいか 青パパイヤと聞くとつい沖縄料理の
    青パパイヤの炒め物を思い出してしまう。。色気より食い気のうまこでございます。
    あ、でも全く情緒、というものを解さないようでいて、
    結構この「青いパパイヤの香り」 よさそう。。なんて思ったりもします。
    静かな物語、ということは劇的な展開に満ちているお話ではないということなのでしょうか。
    この女性の10年の物語に残酷なことは起こらないといいけれど。。などと思いながら
    画像を見ています。

  2. 森のくま Says:

    こんばんは( ̄(エ) ̄)ノ うまこさん
     
    あ、そういえばこの映画、色んな料理が出てくるんだけど、青パパイヤの炒め物もあったあ。
    この映画はほんと静かです。眠いときに観たらきっと眠っちゃいます。好き嫌いが分かれる作品だと思われます。
    劇的な展開が特にあるわけではないけれども、何故だかぼんやりと心に残ります。映像がとっても綺麗で、なんだか癒されます。

  3. さゆり Says:

    こんばんは~
    この方がノルウェイ・・・のメガホンをとるのですか~!
    ってことはキャスティングはどうなっちゃうの?僕はナニジン??観たことない聞いたことない監督サンで興味深々です。
    タイトルも写真もカンヌなかほりがプンプン漂ってまいりますね!
    チェックしときます。

  4. 森のくま Says:

    こんばんは( ̄(エ) ̄)ノ あしかさん
     
    そうそう、この監督がノルウェイのメガホンをとりますよ~。まだキャストは発表されてないけれど、日本人キャストで撮るみたいだよ~。原作に思い入れが深いファンが多いだろうから、映画は賛否両論になるだろうね~。
    読者それぞれの中に、原作からイメージする固有の世界があるから、どんな作品にしても映画化って結構難しいんだろうね。

  5. kyoko Says:

    こんばんは~!
     
    ベトナムって行った事無いんですがベトナム料理は食べた事があります!
    ベトナム映画は見た事無いんですがベトナム戦争に行った知り合いは2人います。
    そうか、確かビートルズに同じ題名の曲あった本、平成元年くらいに読んだ記憶が。
    城田君が出るならどんな映画でも観に行きますよ~!
    くまさんから監督さんにお願いしておいて下さい。よろしくね。
     
    あ!「ムイ」はクメール語で「一(イチ)」なので自分の子供の名前に考えています。
    スペイン語だと「muy」で「たくさん」って意味だけどさ。

  6. Mark and Risbeau Says:

    ≫森のくまさん
    こんにちは。昼飯前にお邪魔します。
    はじめからそんな写真を見せてもらっちゃあ、困ります。僕は今晩もまたビールだな。
    そんなおいしいマクラのあと、なにやらこちらもおいしそうで妖しげな映画ですけど、そうでもないのかなあ。
    外国語の映画は字幕を読むのが大変なので、せりふが少ないのは助かります。
    ベトナムを舞台にして、戦争ものでない映画はめずらしいですね。こんど、図書館で探してみます。

  7. 森のくま Says:

    こんばんは( ̄(エ) ̄)ノ わたきょんさん
     
    ベトナム、僕も行ったことありません。いつか行ってみたい国のひとつです。生春巻きが好きです。
    あはは、城田君にハマッテるね~、何事もハマるのは大切だよね~、最近ハマってないからとりあえず池にでもハマろうかな。
    クメール語とスペイン語でまったく意味が違うのかあ、っていうかクメール語を知ってるってとこが驚き!さすが語学マイスターだ!

  8. 森のくま Says:

    こんばんは( ̄(エ) ̄)ノ Mark & Risbeauさん
     
    夏から秋にかけての季節の変わり目も、やっぱりビールが美味しいです。いっそのことビール工場に行こうと思います。
    「おいしそう」は合っておりますよ~、妖しげではないですよ~、純粋無垢な趣きで老若男女、安心して見られる映画でございます。
    確かにベトナムが舞台となると戦争映画が多いですね、フランス領だったせいか西洋の香りも残っていて、不思議な魅力があります。

  9. suzu Says:

    過ぎ行く夏を惜しみながら、ビールを飲み心の底では「ああ!日本酒の季節か。。」 なんて関係ないでしょう?
    いつでもどこでも、ビールも飲めば日本酒も焼酎もだんもんなぁ。^^
    ああ夏も終わりか、、とうとう今年も海に入る事も無く一つ歳をとるのか。。。くまさんはボディボードやったからいいよね。><
     

  10. 森のくま Says:

    こんばんは( ̄(エ) ̄)ノ @suzuさん
     
    いつでもどこでもビールも飲めばですね~、ごもっともでございます。なんでも飲んじゃいますね~。
    それにしても今年の夏はビールがやたらと美味しかったように感じます。きっと秋も美味しいんだろうけど。
    なんだかお盆過ぎたらすっかり秋になっちゃいましたね、今年はボディボードのおかげで、ここ数年で一番海に入りましたあ。


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